ポカリとアクエリアスのクリエイティブを比較してみた

最近、に限ったことではないが、ポカリのCMがずっと耳に残ってきになるので調べてみた。ポカリの競合はアクエリアスと設置。
 
 
これまで:アクエリアスも、ポカリも「熱中症対策に」を機能としてうたっていた。
今:ポカリは主に対親子、対若者と2方向をターゲットにコミュニケーション活動をしている?
 
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アクエリアスの場合

キャッチコピー:人はとっても渇くから
 
青。 熱。 探。 熱中症対策に!
 
ターゲットは、若者。(社会人も入っていそう。)
 
考察:引き続き熱中症対策は核に置いている。
クリエイティブでは、「渇く」シーンを表現。
「努・晴・純」 人は、頑張っている時(女子ボクシングとか)に渇くよね、と。
その「乾き」の時力になる1本ですよ、応援するドリンクですよ、というwhat to say がある。
 
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ポカリの場合
①若者向けキャッチコピー:自分は、きっと想像以上だ。
②親子向けキャッチコピー:ポカリ、食べなきゃ。/ ポカリ、飲まなきゃ。
 
ターゲットは大きく若者と親子の2方向。
 
考察:
<HPをみてて総じて言えること>
・飲料シーンの提案が豊富
→これまでのように部活のような運動後に飲むものというパーセプションだったけど、それを変化させるべく、いろんな提案をしている
 
・機能性の訴求:水分補給/甘い
*甘さをネガティブに捉える人向けにあえてコンテンツ設置
*アクエリアスよりサイト構造が丁寧で、水分補給訴求メディアみたい。
 
 
<①若者>
 
・プロモーション:若者の応援ドリンク(ポカリダンス選手権とか)
→取り組みのフレームとしては、6年くらい前のロッテFITSのダンス選手権に似てる。でもなんでこれが成功したのだろう?ここ検討課題・・・
 
応援ドリンクというポジションでは、競合としてマッチもあげられるなと。
(ただこの商品との違いとしては、ポカリの方が「本気」「熱」が伝わるクリエイティブ。つまりは本気で頑張る人を応援するドリンクって見せ方な気がする。)
 
ーー息があがる、汗をかく、のどが渇く。(CMの説明より抜粋)
 
・ソリューション:「歌」
 
→歌ってどこでも勝手に広まる、かつ商品を想起させるアウトプットだよな〜と。au三太郎の海の歌とかもそうだけど。
ポカリの歌も、自分自身の胸の中で歌われるものであるよう設計されてる気がする。
よく男性がホンダの「負けるもんか。」を心に秘めているように。
私が現役部活生だったら、間違いなくこのポカリの曲頭で流しながら部活の試合挑むな〜と。
あと高校生の「今この一瞬を最高に楽しみたい」っていうインサイトをすごく付いているクリエイティブだと思った。
 
 
<②親子>
飲まなきゃのみならず、ポカリを「食べよう」という新しい食べ方の提案をしているところが参考になる。
CMに出てくる親子は、服もお揃いにするくらい仲の良い二人の設定。
 
ただ、このアートディレクションの意図は分析しきれてなくて、
 
後ほどの課題・・・