若者の将来が明るくなる取り組み事例

今回は、「若者」にターゲットをあてた事例です。
ここ数日、「ターゲット」軸で事例探してます。
今は本で読んだ行動デザインフレームで分類してるけど、
事例数か月たまったら、自分たちでオリジナルフレーム構築しよう~

sexual harassment, violence, abuse, pressure …深掘りしたい若者問題がたくさんあるね!

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【Culture Bonus】※イタリア
企業/組織   : イタリア政府(2016年~)
取り組み  : 18歳になる全てのイタリアの若者に、文化的体験や商品を購入するための給付金を支給する取組み。
⇒オンラインで登録して「18app」というアプリをとると「culture bonus」として€500 支給されるそうです。
(コンサートや美術館などで使えるバウチャーチケット)7000円くらいか。
【背景】経済不況により、財布のひもが固くなった。個人の嗜好でお金を出費することなんてなおさら。
(実際のデータでも、スーパーでも格安ものを探すようになったイタリア人の実態データあり)
【ソース】:www.thinkstock.com
【メモ】
・若いうちからたくさんのいいものを見ておきなさい そんなきっかけを国が支給してくれるのはいいなと思いました。
なぜいいなと思ったか…若者はお金もないし、視野も大人と比べると狭い。新しい経験をするモチベーションを作りにくいから。
・なんのためのお金なのかっていうところが明文化されているから、動きやすいのかも。自走される
(昔若者に●万円支給⇒実際には振り込まれるからもらったのかわからないみえない、取り組みが日本でもあったけど、それと比較してみたときに言える)
・「culture bonus」とか「18app」っていう「何のためのお金なのか」名前付けされているから人は動く
・(参考)喫煙しない代わりに、妊婦さんにバウチャーあげる取り組みもあるそう ↔この仕組みは日本のエコポイント制度とかと関連するね
・(超参考)行動経済学メモ:人は得をすることよりも損をすることを嫌う ※今回の事例とは直接的に関係ないです笑
 
【H行動デザインフレーム】
・(期限があることによる)急がされると人は動く
・(イタリアは文化の発展した国でもありイタリアン人だから支給されるお金ゆえ)帰属意識を刺激されると人は動く
・(バウチャーの使い道がいくつか紹介)選択させると人は動く
・(18歳だから使える)口実があると人は動く

 
【Sad Smiles】※アルゼンチン 
企業/組織   : Bagley(食品会社)(「Sonrisas(ソンリサス)」微笑みという意味の子供やティーンに人気お菓子を対象)
背景:ブラジルでは、毎月5件のいじめの報告がなされており、その中でも45%が13-14歳の子供だそう。
目的    : アルゼンチンのいじめ反対デーの認知獲得のため
取り組み  : 「Sonrisas(=微笑みという意味)」のお菓子を期間限定で哀しい顔にさせた
          ⇒いつもは笑顔の顔のお菓子が哀しみの顔になることにより、「この恐怖=いじめ」に関する会話が生まれる
【ソース】 :Latin Spots
【参考】   中南米では顔を使った取組が活発らしい?!コカコーラアルゼンチンが絵文字をつかったボトルつくったり
       ブラジルのレストランで絵文字を生かしたポテトが販売されたり
【メモ】
・形になると会話が生まれる
・13歳とかそこら辺の子供って、親からおやつを買ってきてもらって一緒に食べることもあるだろうし、行動導線に自然になじむ
 な=と。

【H行動デザインフレーム】
・(限定商品による)急がされると人は動く
・(いじめに対する認知を日常食べるお菓子で認知させることによる)食べ物にすると人は動く
・(愛されお菓子の大革新による)本気が伝わると人は動く

このお菓子の事例をみて  いつもと違う形ってやっぱり「!」を作るのだな~という感じました。
(ヤングカンヌとかの案もそういうの多いよね)普段からもしも●(既存商品やサービス)●が●(形を変えた状態)●になっちゃったら…!みたいな妄想体制にいたいね笑

1日約1時間、コツコツ新しい発想法・考え方に関する事例収集して習慣化させるか計画2日目でした。笑