進化系・ふだん見えにくい賃金の差の「見える化」

最近なぜか、事例を見ててもハッとしなくなってしまったのですが、
久しぶりに面白いと思ったのでメモ。
 

https://www.globalcitizen.org/en/content/maclean-magazine-canada-gender-wage-gap/

 
テーマ:男女不平等(賃金格差)
課題:今なお不平等な実態を残っている(のを実感させるのがゴール)
 
shocking 26 per cent pay equity gap between men and women that still exists in Canada
を男女別々の値段で表す施策。
 
アイディア:本の値段に格差をつける。
→中身が全く同じ本を、表紙を変え、男女別々の値段で売る
*キモ:でも、どちらを買ってもいい。(高い方を買ったら差額がチャリティになる)
 
ー26%高い男性の方を買うと、チャリティになっているのがミソだし面白い。
男でも女でも、どちらを買ってもいい。ってところの文脈がうまい。変わらないよ、を伝えている)
ーこれまで男女格差の実態を数字で表すのは、女の人側の数字でショックづけたものばかりだったけど、(以下事例)それだけで終わらせないで、みんな一緒なんだよ、というメッセージ付をしているのがすごくうまいと思った。
 
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これまでの事例:
その鍵となるアイデアは、「男性割増」アイデア
ソーセージ販売カー
「女性よりも10%高い賃金をもらっている男性に、10%高いお金を払わせよう」
 
 
賃金格差まとめ
ANZ「Pocket Money-Equal Future」など
女の子ががっかりするシーンを作る