仕組みづくりのためには「ホリック」を探せ
http://www.fashionsnap.com/the-posts/2017-01-28/amazonstem/
【事例】既存の枠組みを活かして、新たな議論を巻き起こす
PRのあれも近いので、意識した一本。
既に議論が巻き起こってる枠組みを活かせば
人を動かしやすい、と思った事例
久しぶりにブログ書いたら文章まとまりないし、事例の分析もしっかり出来てないし、
これから頑張ろうと改めて思いました、、、
(1)食べ物へのこだわりをフックにする
ベーコンがありかなしか、ビッグマック論争
【目的】新しいビッグマックの販促
【アイディア】こだわりを持つビッグマックのファンを怒らせよう
【概要】ビッグマックにベーコンを入れたカナダマックの新バーガー。
名前は、ビッグマックだけど、ベーコンの入ったビッグマックは、ビッグマックと呼べるのか?という論争(通常のビッグマックには入っていない模様)
サイトで投票形式になっており、ハッシュタグ#notabigmacも用意
【いいと思ったポイント】食べ物、という枠組みは、個々人のこだわりが強いため、議論が起きやすい(きのこたけのこ、朝ごはんはパン派ご飯派、酢豚とかピザにパイナップル入れる派入れない派)
http://www.mif-design.com/blog/2017/01/19-080251.php?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
(2)人道的なありえないことをフックにする
夫を売ります!というfb投稿で職を得た夫婦
【概要】夫が失業した夫婦の妻が、夫の再就職を助けるべく、fbに投稿。それは『夫を35ドルで売りに出します!』という内容で、結果企業からの問い合わせがたくさんきた、という実話
【いいなと思ったポイント】夫(人)に値段を付けて売る、という人道的にありえないことをして注目を集めた点。uめださんの事例しかり、人権団体とかで既に議論されてる枠組み(人に値段を付ける行為)にメッセージを載せると話題になる
http://tabi-labo.com/279052/sell-husband/?ref=tw
かたかた②
話題や議論が巻き起こる型!!
(割と表現、というか小手先感あふれた型かもしれない、、、
アイディアはジャストアイディアレベルです、、、)
(1)ファンが好きなものを、意外なもので作る
⚫️ダメージジーンズを動物園の動物がつくる
⚫️ジーパンの色落ちを漁師がつくる例
http://www.asahi.com/sp/articles/ASJDV320XJDVPQIP001.html
⚫️サッカーチームのユニフォームを海に落ちてたプラスチックのゴミから
【行動原理】
→他のみんなとはなにか違う!が欲しい気持ち
→他のみんなを出し抜いた気持ち
→自分の愛情がそこまで深いことを示す(ロイヤリティを示す)気持ち
【使えそう】
あまりコミットメントが高くない社会問題
→食料廃棄、水問題、男女格差
【アイディア】
食料廃棄問題(food waste)
捨てられる食べ物をサッカーチームのスペシャルトレーニングメニュー(フード)に変える→ファンにも食べてもらう→捨てられるものにこそ栄養が詰まってるよ!って伝える
(日韓戦の前のメニュー!とかでレシピを展開)
(2)子供のリアクションを使う
⚫️男女格差に訴えるために、子供にお手伝いさせて、それぞれのお駄賃に差をつける
→純粋な気持ちは可愛い
→自分たちには出来ないからこそ可愛い
(当たり前だと思ってたことが当たり前でないと気づくきっかけになる)
【使えそう】
大人は当たり前だと思いがちな社会問題
男女格差、ホームレス
【ホームレス】
家族でキャンプにいく文化
→ホームレス仕様のキャンプセットを学校で配る
→ままびっくり
→学校でプログラム化して、動画でも展開
(3)可愛い子供そのものを利用する
●uめださんcannes子供に名札つける事例
→子供との写真をSNSに上げる傾向
【使えそう】
あまり自分と接点のない問題
動物系、水問題、人身売買系
※ちなみに
フィリピンマックの前で、その灯を頼りに
子供が勉強をしていて、その姿がsnsにアップされて募金が集まったそう
http://adsoftheworld.com/media/content/mcdonalds_the_boy_who_loves_to_study
顔の見えない一人、より顔が見えた方がやはり効果があるのだなぁ、と思った
(4)象徴的なものを加工する
⚫️HOLLY WOODをHOLLY WEEDにするイタズラ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00000002-jij_afp-int
⚫️サザエさん通りの波平の髪が折られたり
→いつもと違う(けどすぐ戻るだろうから)写真に撮らなきゃ!っていう限定感→広まる
【使えそう】
大々的にアテンションを集めたい問題
(男女格差や、家庭内暴力といった、募金では解決されない問題)
(5)誰かを怒らせて炎上を引き起こす(挑発)
⚫️バーガーキングvsマック
→手法は①似てないモノマネ②いいがかりをつける③相手の広告の近くで近くでPRする(広告にのっかる)④大切なものを傷つける(悪口を言う)⑤欲求を満たさせない
【使えそう】
何にでも使えそう
【水問題】
→HOT(辛かったり熱い、もちろん室温も熱い)な食べ物が出てくるレストランなのに水を貰えない
→怒る!!!水のみたい!!
→水のありがたみと、飲めない辛さを実感させる
かたかた
携帯からゆえわかりにくさ失礼します!
かたです。
レイヤーバラバラ、メモのようになってしまっているが。。
①呼び名を変える
②ひっくり返す
③例える
④ずらす
⑤反対を組み合わせる
⑥待つ楽しみを作る
⑦意味は同じ、しるしを変える
⑧しるしは同じ、意味を変える
⑨禁止、タブーを機会にする
⑩秘密のメッセージをつくる
11 HOWのすりかえ
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①呼び名を変える
→アルバイトをキャストと呼ぶディズニーランド。
→生徒を小さな学者さんと呼ぶ アメリカの小学校(子供の自尊心がくすぐられ、先生や友達に教えてあげる何かを見つけようと努力するようになり自律的な生徒に、成績アップ)
②ひっくり返す
→不満をひっくり返すと、希望が生まれる。
例①胸を大きく見せるブラ、(女性は胸を大きく見せたい、があたりまえ。をひっくりかえす)から胸を小さく見せるブラに。大ヒット
例②ゲーム機は子供の運動不足につながる
→ゲーム機で子供の運動不足を解消する へ、でWiiなど登場
③例える(○◯のような△△)
例:ATMのように気軽に車が使える世の中→シェアリングサービス)
④ずらす(既存の商品やサービスの要素をずらす)
⑤反対を組み合わせる (対象物の常識と非常識を見比べ、かけあわせる)※❹❺類似点あるので統合
例 冷蔵庫は、四角い。固定。家の中にある
→冷蔵庫は、丸い。移動式。家の外にある
→マンションの宅配ボックスが冷蔵庫になってたら?とかのアイディア思いつく
⑥待つ楽しみを生かす
例:
・10分どんべえ
・マックVSバーガーキングの施策(マックでコーヒーのむ、のは、バーキンのハンバーガーを美味しく食べるためにあるのよとストーリーづけたやつ)
→応用できそう?な待つもの
・宝くじなどの抽選
(スクラッチくじは待つ苦痛を生かしたアイディアだなと)
・おばあちゃんちに向かう(目的地に向かう)
・妊娠(赤ちゃん産まれてくるまで)
⑦意味は同じ、しるしを変える
事例:オランダ郵便局
課題:手紙離れ
アイディア:バレンタイン限定で切手ではなくキスマークで郵便物をおくれるようにした
応用:
運転免許証は運転を勉強してきたしるし(証明)になるけど、それをゴールド免許の人だけがはけるステータスな靴をつくることで変えてみるとか?
⑧しるしは同じ、意味を変える
応用1:ポストは郵便物をいれるもの。だけど、そんなポストをブラック企業を密告するための手段に変えてみると?
応用2:運転免許証は運転の勉強したことを証明するもの。そんな運転免許証を、弱者(シニアや子どもなど)を労わる勉強をしたことを証明するものにしてみたら?
⑨禁止、タブーを機会にする
例:乳がんセルフチェックのしなさが課題、に対して検閲を逆手に促す施策。(が多いのでかた化)
応用:早く寝ろという強制消灯→早く寝た人だけが体験できる夢精製機を開発(適当)
⑩秘密のメッセージをつくる
事例:チューリッヒオーケストラ
課題:演奏中の鑑賞マナーを徹底させる
取り組み:線が縦にひかれた1枚のポスターにスマホがのっている。それは、楽譜になっていて、全休符の意味になってる
(わかる人にはわかる)
http://adgang.jp/2016/03/119298.html
11 HOWのすりかえ
事例 タイ 油の摂取を抑えてくれるお皿を開発
課題:東南アジアで2番目に多い肥満率の高さ
取り組み:穴が空いてて余分な油を落としてくれるお皿を開発、導入
考察:
・タイの料理は脂っこい。それが文化。料理を変えるのが難しいから、その食べ方をかえることを考えたのが秀逸。
・おもえば、5w1hの中で、企業等取り組む側が一番コントロールしやすいのはhowだなあと。
・肥満 というワードの要素を洗い出して、食生活ってところがでてきて、このアイディアが考えられたのかな?と。
以上、雑でごめんなさい!
近々ちゃんと型集としてメモにまとめたいところ。
本年もよろしくお願いいたします。
【事例追加】「分ける」ことで顧客体験を創る
以前書いてた記事テーマに事例追加!
(1)ステップ分けをすることで家庭内格差解消
▼課題→家庭内の家事は女性ばかりがやってる
▼目的→男女で家事を分担する
▼アイディア→家事ごとに分担、でなく、1つの家事を分けて分担
▼概要→家事をプレウォッシュ(00)、メインウォッシュ(01)、アフターウォッシュ(02)に分け、製品もそれに合わせて開発・販売(00、01、02と書かれた3タイプを家事用の洗剤などに割り振る)。例えばお風呂は、00が、つけおき洗剤、01が普通の洗剤、02がコーティング。アフターウォッシュまですることで、水アカがつきにくくなり、いつもの掃除自体の頻度が少なくなるし、ステップ分けすることでお互いの負担が減るという仕組み
▼いいなポイント→アリエールでもわける、で家事格差?にアプローチしてたけど、これもステップ分けすることで家事分担をしたこと。
→1つの行為を分ける、と一人当たりの行動ハードルがかなり下がる
▼hの型→サイズを変えると人は動く?
http://tabi-labo.com/279636/and-soap
他にいい事例が見つからず、、、探して
追記!!
【事例】今すぐ使わないものを有効活用
今すぐ使えない・使わないもの(ためがちなモノ)ってアイディアの元になるのでは!と思った事例2つ
【共通する行動原理】
今すぐ使わないものが、今すぐ使えるものに変わると嬉しい
→目先の利益を人は選びがち
→使いたいのに使えない、博報堂の本でいう、行動チャンス!
【使わなきゃと思うが使う機会が
なかなかないor捨てられないもの】
→クーポン、ポイントカード、小銭
キャンペーン応募シール、応募ハガキ、
ポケットティッシュ、ショップ袋、
旅行先で最終日に余った小銭
(1)少量のマイルを行き先不明のプチ旅行券に
▼課題→しょっちゅう旅行する人以外にとって、マイルってためても少量じゃ使えない
▼目的→そんな人たちにもマイルを使ってもらおう
▼アイディア→マイルをワクワク感のあるプチ旅行に
▼概要→少量のマイルでは海外や沖縄は行けないけど大阪とかなら行ける。じゃあ持ってるマイルを近場までの航空券に変えればいいじゃん!というサービス
でも、ただ変えるのではなく、行き先は選べない。そうすることで、マイルを変える人にはワクワク感が得られる
(あと多分席の状況に応じて行き先を手配できるから航空会社的事情もある気がする)
▼いいなポイント
→マイルの使い方に困ってる人達は多い
→旅行は必ず行き先を自分たちで決めてチケットをとるけど、順序が逆転してるとこ(旅行の常識を覆した)
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/388/388435/
(2)いらないクーポンをドミノピザのクーポンに
▼(生活者側の)課題→クーポンっていつか使うと思ってためがち(なのに次に使う機会がすぐ来ないからその存在を忘れる)
▼アイディア→他の会社のクーポンも、ドミノピザのクーポンにしちゃお
▼概要→課題とアイディアにまとめられた通り、シンプルな施策。
▼いいなポイント
→私もとてもクーポンためがちなので、この施策は嬉しいし、使いたいのに使えない行動チャンスを利用してる
童話からよみとく、グローバルインサイト
昔話を起点に、グローバルインサイトと、ストーリーから得られるプランニングヒントを探してみました。
昔話は、グリム童話を起点に。
グリム兄弟がドイツ各地の民話を集めて再編した童話集~子供向けと思いきや、実は人間心理をついた大人向けともいえる現実的な物語。
(第二外国語がドイツ語だったから印象に残っていて、グリム童話にしました。前にトリビアの泉でもネタになっていたね…!)
記事はまるごと、WEBで見つけた素晴らしいサイト(https://mamanoko.jp/articles/17601)を参照させていただきました…!
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<とりあげる物語>
①シンデレラ
②白雪姫
③眠れる森の美女
⑤赤ずきん
⑥一寸法師 ※日本の童話!番外編笑
⇒各物語の【あらすじ】【この物語が伝えたいこと】
そしてアイディエーション用に
【物語から見える人間心理やキーワード】をあげます。
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①シンデレラ
【あらすじ】
・主人公はとても美しくてやさしい娘(母親を早くして亡くす、父親は再婚)
・再婚相手の親族にいじめられ、『灰をかぶっている』と言う意味のシンデレラと名付けられる。
・お城の王子様のお嫁さん選びの舞踏会が開かれる。
・シンデレラは、ボロボロの服を着ていたが、突然妖精のおばあさんが現れ、魔法の杖で身近なものを変身してくれる。
(畑のカボチャが黄金の馬車に、ネズミが場所をひく白馬に。トカゲは、お供の人に。みずぼらしい服は、純白の美しいドレスに。
・魔法は十二時までしか続かない⇒ガラスの靴の片足を落として、急いで帰る
・シンデレラを見つけ出した王子さまはそのまま結婚して、いつまでも幸せに暮らしました。
【この物語が伝えたいこと】
・悪巧みをして嘘を重ね悪事を働く善良でない人間は、いずれ必ず罰を受け悲惨な目に合う(継母たち)
【物語から見える人間心理やキーワード】
・魔法は十二時までしか続かない(終わりの時間、締切)
・魔法の杖で身近なものが豪華なものになる
・身近なものの「変身」
②白雪姫
【あらすじ】
ある城に白雪姫という美しい姫と、継母の恐ろしい魔女が住んでいました。
ある時魔女が「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?」と聞くと、鏡は白雪姫と答えます。
怒りに狂った魔女は、狩人に白雪姫を殺して心臓を持ち帰るように命令します。
しかし狩人は白雪姫を逃がして豚の心臓を持ち帰ります。七人の小人が住む小屋に逃げたものの、
魔女にばれてしまい毒リンゴを食べさせられ死んでしまう白雪姫。通りかかった王子がキスをして生き返り、二人は幸せに暮らしました。
【この物語が伝えたいこと】
嫉妬や憎悪が人をあり得ない行動に駆り立てるという事
実母が自らの娘に嫉妬し、人食いや人殺しをするというタブーを犯すという所に人間心理が描かれています。娘の幸せを喜べないどころか若さに嫉妬する、
※魔女は、継母ではなく、実母であった。
【物語から見える人間心理やキーワード】
・人間の嫉妬
・実母の娘に対する憧れ、背負う期待感(物語と関係ないかも?母親は、娘に自分がかなえられなかったことをかなえさせてあげたいと思う)
・若さは正義
・毒リンゴ
・鏡に問いかける(鏡に向かって何か問いかけるとかカフェでずっと自分の顔見つめる人っているよね。)
⇒鏡は自分を正当化してくれる、肯定してくれるツールみたいな。
③眠れる森の美女
【あらすじ】
あるところに子供が欲しい国王夫妻がおり、ようやく女の子を授かります。
宴の席に12人の魔法使いが呼ばれます。呼ばれなかった13人目の魔法使いが怒り「王女は錘が刺さって死ぬ」という呪いをかけますが、
12人目の魔法使いによって「錘が刺さっても100年の眠りにつくだけ」と修正されます。
順調に育った姫は15歳の時に錘が刺さり、呪い通り100年の眠りにつきます。
100年後、眠り姫の噂を聞いた隣国の王子が訪れて二人は出会い、その日のうちに結婚して幸せになりました。
【この物語が伝えたいこと】
無抵抗な女性を襲う卑劣な人がいる(人=王子様らしいw)
⇒CR型では使えるか?参考までに。笑
【物語から見える人間心理やキーワード】
・子供が欲しい(子供に恵まれる喜び)
・(自分だけ)誘われない悲しさ、怒り
・予言
・100年後
【あらすじ】
食料危機が理由の口減らしのため、継母によって森の中へ捨てられた兄妹ヘンゼルとグレーテル。
二人は森をさまよい、お菓子の家にたどり着きます。
恐怖と疲労で疲れて空腹だった為、たまらずお菓子の家を食べ始めます。
その家は魔女の罠であり、ヘンゼルを閉じ込めグレーテルを小間使いにしてしまいます。
しかし、隙をついて魔女をかまどに突き飛ばして焼き殺し、魔女の宝石を落ち帰り幸せに暮らしました。
【この物語が伝えたいこと】
・どんなに疲れて弱っていても甘い誘惑に乗ってはいけない。
・上手い話には必ず裏がある。そして、子供自ら魔女を倒す点から、困難を乗り越えると同時に、母親の勝手な思い通りにはならないという強い気持ちが見てとれます。
【物語から見える人間心理やキーワード】
・貧しさは人を変える(親が、自分の子供すら捨ててしまう行動にでてしまう)
・食糧危機
・お菓子でできた家(~な家)
⑤赤ずきん
【あらすじ】
赤ずきんをかぶった女の子が、森の中のおばあさんの家へお見舞いに行きます。
しかし、道中で狼に騙されて寄り道をしてしまい、その間に狼はおばあさんを食べてしまいます。
何も知らない赤ずきんも、お見舞いに行き狼に食べられてしまいます。
満足して寝てしまう狼。そこへ通りがかった狩人がお腹を割いて二人を助け出し、
代わりに石を詰め込みます。目を覚ました狼は、水を飲もうと池に近づきバランスを崩して落ちて沈んでしまいました。
【この物語が伝えたいこと】
■言いつけを守らなければ大変な事になる
※赤ずきんはお見舞いに行く際に「寄り道をしてはいけないよ」と言われていたのです。
特に赤ずきんにおいては、若く美しい女性の象徴であり、狼は男性を意味すると言われます。
若い女性は貞操を守り慎みなさい、さもないと狼のような男に襲われてしまうよ、というメッセージが込められているのではないでしょうか
【物語から見える人間心理やキーワード】
・子供は寄り道をしたくなる
・お見舞い--初めてのおつかい(子供はよりみちして予期せぬ行動をとるから面白い)
・男はオオカミなのよー気をつけなさい―オオカミが牙をむくーそういうものよー(キャンディーズ)
・やさしいはなしには裏があるよ
<番外編~日本昔話> ※グローバルインサイトになるかは微妙
【あらすじ】
子供のない老夫婦が子供を恵んでくださるよう住吉の神に祈ると、老婆に子供ができた。
しかし、産まれた子供は身長が一寸(現代のメートル法で3cm)しかなく、何年たっても大きくなることはなかった。子供は一寸法師と名づけられた。
ある日、一寸法師は武士になるために京へ行きたいと言い、御椀を船に、箸を櫂にし、針を刀の代わりに、麦藁を鞘の代わりに持って旅に出た。
京で大きな立派な家を見つけ、そこで働かせてもらうことにした。その家の娘と宮参りの旅をしている時、鬼が娘をさらいに来た。
一寸法師が娘を守ろうとすると、鬼は一寸法師を飲み込んだ。一寸法師は鬼の腹の中を針で刺すと、鬼は痛いから止めてくれと降参し、一寸法師を吐き出すと山へ逃げてしまった。
一寸法師は、鬼が落としていった打出の小槌を振って自分の体を大きくし、身長は六尺(メートル法で182cm)になり、娘と結婚した。
ご飯と、金銀財宝も打ち出して、末代まで栄えたという。
【この物語が伝えたいこと】
・親の勝手な解釈でこの子はかわいそうな子なんだなんとか思う必要はない。
・親の役目は、その子が持って生まれてきたのものをありのままを受け止めること。その子のサイズに合わせたものをあてがってあげることなのではないか。
(ちっちゃいながらに、誇りと勇気を持って自分サイズにあった武器を持ち大きな相手にも恐れず、果敢に立ち向かう。)
・言い伝え
昔、神が小さな形で人間世界にあらわれて、幸福や財産をもたらすという信仰がありました。
そこからうまれたのが、背丈がわずか一寸という「一寸法師」の話。小さな体にかかわらず、大きな夢と勇気をもった一寸法師は、
京の都で乱暴者の鬼を退治し、美しい姫を妻にし、田舎から両親を迎えて幸せに暮らすという一種の出世物語でもあります。
どんな願いもかなえてくれる打出の小づちは、庶民のひそかなる願いの象徴といえましょう。
【物語から見える人間心理やキーワード】
・子供がちょうちっちゃい(一寸法師)
・出世することは昔から憧れ
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本日はここまでーー
<ちなみに>
「昔話」をいかしたコミュニケーションは、
・銀座カラーの「全身で、恋をしよう」
http://ad.ginza-calla.jp/story/
だったり、
・Z会の「正直村とうそつき村」
https://www.youtube.com/watch?v=FWw1Ow90ToA
だったり、ちょっと考えるだけでもいろいろあるね~
想定外のストーリーになるからこそ、人ははっとして、気になるのかも。
良いお年を~(年内にもう数本かけたらいいな・・・)
な